2028年に中国のGDPがアメリカを追い越し、世界最大の経済大国になる。これが多くの国際機関、有識者の予見として報告されています。しかし、最近ではその米中逆転がコロナ禍で早まったとの声もあります。 果たして、何年に到達するでしょうか。定量的な分析を元に、ご教示いただきたく存じます。
そうか!米中再逆転ですか。中国の人口減少、アメリカの自由な環境で継続するイノベーション。これは目から鱗、納得です。
私自身、中国の高度な管理社会が効率的なイノベーションを達成すると論理的に思考し始めていたところでした。人類の進化論的に国家が集中投資できるのではと思っていました。
一方、日本は官僚主義(規制だらけ)と民主主義(大衆迎合と誤った所得配分)でイノベーションの弊害がでています。その例がコロナ対策ためのワクチン開発が、自国でできていません。
でも、米中逆転は、もう少し深読みした方が良さそうですね。
コロナ禍で2028年に早まったとの見方が多いようです。一方、2050年ころには再逆転し米国が世界一になるとの見方が日経の大機小機(原典は日本経済研究センター長期予測)にでていました。①中国は人口減時代を迎えるが米国は移民で人口が増え続けることに加え、②専制政治、管理社会では、イノベーションが行われず、経済成長が行き詰まるが、自由で民主的な社会ではイノベーションが続き、経済成長が続くという考えが根底にあると思います。