追悼

故 岡本行夫 外交評論家 元内閣総理大臣補佐官

「緊迫する国際情勢と日本の対応」

 4月24日、橋本政権などで首相補佐官を務めた外交評論家の岡本行夫(おかもと・ゆきお)先生がお亡くなりました。74歳でした(お別れの会を行う日取りは未定)。当協会(S'APA)ではご本人を偲び、2017年10月25日に行われた岡本行夫先生による公開シンポジウム「緊迫する国際情勢と日本の対応」(主催:S'APA)について講演の一部をブリーフィングします。

 岡本先生は「3年間の世界史的な地殻変動から、グローバル化の揺り戻しが今起こっている」とし、トランプ大統領が主張するグローバリゼーションが世界の先進国の職を奪ったというのは誤りだと反論しました。ITとAIの技術革新によって世界の労働者が500万人(1990年比)減っていることから、職を奪ったのは技術革新だとしています。

 日本の歴史教育について、岡本先生の受持つ講義で昭和の話をとりあげると、大学生の200人中18人しか昭和の勉強していなかったそうです。同氏はこの現状を憂えて、近代史を日本史から独立した教科にし、それを必修科目にするよう政府の戦後総括委員会で提言していました。

 講演録をあらためて読むと、岡本先生の外交哲学が日本の指針を示してくれていたと感じます。(会員ページの議事録をご参照。全8ページ

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